2017年09月02日

八甲田山大岳登山(青森県青森市)

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【特徴】
青森は6月後半も爽やか。好天に恵まれて「また登りたい山」にノミネートしました
【住所】
青森県青森市
【日付】
2017年6月後半、日曜日
【駐車場】
酸ヶ湯温泉から登山しましたが、登山口付近に100台ほどのスペース
【遊具】
無し
【トイレ】
酸ヶ湯温泉の登山口に有り。きれい。
大岳ヒュッテに有り。(シーズン前のためか)虫がものすごくいっぱいで、怖くて入れませんでした。

【レポート】
 青森市で働いている大学時代の友人に誘われて、行って参りました青森へ。普通の土日なのに満員かつ全席座席指定の東北新幹線に困惑し、三内丸山遺跡に感動し、かつ、お客さんがあまりに少ないのに困惑し、夜は津軽三味線聞きながら海の幸に酔いしれて感動し、かつ、市街地の夜があまりに早いのに困惑し、初日のスコアは、感激6、困惑4の接戦を展開し、いずれが勝利するとも予測がつかぬまま、このたびの青森旅行は最終日(2日目)の朝を迎えたわけであります。

 朝はJALシティーホテル前で6時に友人と待ち合わせ。実は2,3年ぶりの再会ですが挨拶は「よう」てなもんで(さりながら、連れてきた寝ぼけまなこの息子には「おはようございます」とキッチリ言わせて)友人の車に乗り込みます。
 今回の旅行でしみじみ思ったのは、「旅行先の友人に旅案内を頼むのは、友なら誰でも良いわけじゃなく、やはり旅好きの友人に頼むべきだ」ということ。八甲田山までの道のりは、青森市街から車で30分強ですが、要所要所で八甲田山や弘前の岩木山のビューポイントで車をとめてくれたり、地元の観光に関連する行政情報を教えてくれたり、飽くことがありませんでした。本人が旅好きでもないと、そんな情報が手元にあるわけもなく、また、頼まれた友人は準備が負担にもなるでしょう。


 写真のタイムスタンプによると、酸ヶ湯温泉の八甲田山登山口到着したのは、朝7時。
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 写真に写ってるトイレの向かい側に駐車場があります。7時時点で1割ほどの埋まり具合。友人によると、あと、夏休みシーズンは登山者が多くなるとのこと。6月後半は、登山時期としてはやや前がかりだそうです。
 今回は、酸ヶ湯温泉登山口から、北八甲田の最高峰、大岳山頂を目指します。今回の私は登山ルートも友人にまかせっきりなので、分かっているのは「大岳に登る」というだけ。普段ならば余計な手間をかけてでもルートの状況把握に勤めるのですが、それに比べると後ろめたいくらいボーっとした感じです。
 そんなわけで、普段の登山の時よりも写真をたくさん撮る気持ちの余裕がありました。

 駐車場近くの、少し分かり難い登山口からしばらくは木立の中を歩きます。しかしそれも30分ほどで背の低いササなどに変わって見通しが良くなっていきます。
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 遠く津軽の岩木山(写真中央)が見えます。

 この山は(多分)南八甲田の山。
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 今回登る八甲田大岳は北八甲田の山です。南八甲田は(権利関係で)登山道の整備が遅れ、ために貴重な高山植物が踏み荒らされるリスクが指摘されている、とのこと。

 低木のエリアになってからドンドン見どころが続きます。これは地獄谷。
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 友人の後ろを歩く、タオルをヘンなハチマキみたいにして頭に巻いているのが私の息子。
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 地獄谷、そこそこの大きさでした。
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 そして、なおも薄っすらと岩木山が見えます。
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 ちょっとした残雪の上を歩きます。6月後半だと、まだ残ってるんですね。あんまり大きいと杖が必要ですけど、今回は、それほどではありませんでした。
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 確か、仙人岱の辺りの写真。
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 八甲田山には「〜岱」という名前のエリアが他にもあって、それぞれが湿地帯になってます。湿地帯が多くて、それゆえに見通しの眺めが多いのが北八甲田の特色みたいです。「〜岱」というと、馬岱(ばたい)という三国志演技の登場人物を思い出します。諸葛亮の北伐に従事して戦った、脇役ながら私は結構好きな人物です。目の前をヘンなハチマキしながら歩いている息子の名前に付けられないかと思った時期もありました。八甲田山には全く関係ないですけどね。

 大岳山頂がいよいよ目の前にその全貌をさらしました。
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 ベンチに腰掛け、少し休憩してから登ります。
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 実に青空がステキ。
 登山を開始してからここまで1時間半ほどです。ごく平均的なペースだと思います。

 ゴロゴロした道や、小さな雪渓を繰り返して、カエルがゲロゲロ鳴いている池を越えて、
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 この辺りで、登山開始して2時間半。

 山頂に着いたのが10時です。
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 友人によると、山頂の看板が2年前よりも傾きが大きくなっている、とのことです。
 山頂からカルデラの向こう、小岳と高田大岳が見えます。
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 スーパーで買ったオニギリを食べて(時間的に半分朝食ですね)、下山します。

 登りとは違うルート。毛無岱を通って帰ります。車で登山に来ると(登りと同じ登山口に下山しなければならなので)登りと下山は同じルートを使わざるをえない、ということがよくあって、それが残念なところですが、八甲田大岳の登山では、上りと下りで別ルートを選んで帰ることができます。良いですね。
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 大岳ヒュッテ。近くでウサギを見ました。トイレを使おうと思って入ったら、ビッシリとアブがいて驚愕。登山シーズン前なので、トイレを使う人が少ないためでしょう。

 ビッシリのアブに気おされたものの、めげずに黙々と下山する友人と(私の)息子。
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 再び湿地帯の辺りまで下りてきました。
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 湿地帯を歩く友人と(私の)息子。
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 眺めの良いベンチで一休み。
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 なんだか緑の芝生みたいに広々としてて公園みたいな感じですが、裏の顔は湿地帯です。
 ほら。ところどころ、池が顔をのぞかせてるし。
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 ここまでで、登山開始から4時間です。ごく平均的なペースだと思います。
 9歳の息子も、特に疲れた様子はありません。

 毛無岱の階段を下ります。階段を下る友人と(私の)息子。
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 写真からは伝わってきませんが、ここは結構長い階段です。
 多分、ビューポイントとして有名だと思います。
 湿地帯が高度によって2段になっていて、先ほどまで歩いていた上段の湿地帯から、下段に大きく広がる湿地帯を眺めることができます。
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 友人によると、毛無岱の階段を上るよりも下る方が良い景色を見やすいので、仙人岱→大岳山頂→毛無岱のルートを選んでくれたとのこと。お見事な采配だと思います。
 ここの階段は、上るより下る方が良い。

 登山口に戻ったら12時前でした。5時間ほどかかったことになりますが、急登も少なく、眺めの良いエリアが広くてストレスも無く、実に楽しい登山でした。(念のため)地獄谷のガスに気を付ければ、子連れで登山するのに支障はありません。むしろ、(準備を怠らなければ)子供の入門編として良い山だと思います。

 友人からの八甲田大岳登山ルートのアドバイスとして、八甲田ロープウェイを使ってのルートは、間にいくつかの山頂を登って下りてという具合にアップダウンが多くて疲れるので、個人的にはあまりお勧めしない、とのことでした。私も毛無岱辺りから八甲田ロープウェイの山頂駅を眺めて、似たような感想を持ちました。

 下山すれば温泉。酸ヶ湯温泉の千人風呂もステキなのですが、酸ヶ湯では昼食に蕎麦を食った後、友人の勧めで蔦温泉に行きました。


【評価】
アクセス:5/5点(駐車場も広く、市街地からの道も狭くはなく、快適)
散歩に向いているか:3/5点(登山ですね)
子供と遊べるか:3/5点(登山です)
総合評価:5/5点(私の記憶の中ではベストに入るくらい、快適な登山でした)


【地図】


posted by 江戸川半舗 at 09:06| Comment(0) | ちい散歩(青森) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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